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2012 SEASON MATCHES試合日程・結果

SEASON

9.30(日) 16:04 J LEAGUE DIVISION2 第36節

ジェフユナイテッド千葉

千葉

2-2
1前 半0
1後 半2
愛媛FC

愛媛

ニンジニアスタジアム

試合終了

HEADCOACH

木山 隆之監 督

まず、試合ができたこと、できるかできないかわからない中でここに来たので、できたことはよかった。勝点3を取りたかったですけど、取れなかったのは残念です。また、遠くまで来ることすら大変な状況なのに、来てくれたサポーターに感謝したいと思います。勝点3を持って帰ることはできなかったが、しっかりと前を向いてやっていきたい。

内容に関しては、立ち上がりシンプルにやろうという中で先制して、そのあと自分たちに余裕が出てきたら、そう少し時間を作って攻めようというプランだったが、1点取ってからはゴールへ向かう姿勢は少なかったかなと思います。

後半、ある程度1点リードしているのを利用して、うまくゲームを進めようとしたが、同点に追いつかれ、少し守備のやり方の部分でうまくいかないところがあった。当然1-1なので、もう一度、前から追い出しを掛けて、自分たちが攻めていくということをスタートして、FKで素晴らしい点が取れて、でも最後はヴェルディ戦と同じだと思います。

最後、跳ね返さなければいけないし、その前にも2、3回同じような形で失点してもおかしくないシーンがあったので、最後に失点したのはそういうところなのかなと。そういうところを乗り越えないと、うまく時間を使うだとか、しっかりと一人目が競り負けてもカバーのポジションに入るとか、最後勝ちきるためにはそういうところだと思う。

残念ですが、また顔をあげて、次やっていきたいと思います。

岡本 昌弘GK 1

立ち上がりの入り方は勢いを出すために裏へ抜けさせてからそこから仕掛けるというプレーを選択。それで立ち上がりは得点できたのですが、その後、判断なく、同じことを最後まで続けてしまった。裏へ抜けた方がいいときもあるし、ボールを回した方がいいときもあるので、何ともいえないけれど……。相手がプレスにこないならもっと回してもいいと思う。今までそうやってきている。

今回2失点とも、というより、これまでずっとなのですが、パワープレー絡みでやられている。また同じことをやってしまっている。最後の失点に関しては、相手がパワープレーできているのがわかっていて、少し引きすぎだとも感じた。もうちょっと頑張って、勇気を持って上げるべきだと思うし、ボールをゴール前に入れられないようにプレッシャーにいくべきだとも思う。何回も、ボールを入れられてしまえば、そのうちの1本はこぼれることもある。しっかりと一人目が競ること、二人目がカバーに入ることというのをやっていかなければいけない。自分たちでどうするということをもっと一人ひとりが意識して、ゲーム中にしゃべっていかなければいけない。それはボクの仕事でもあるし、みんながそういう意識を持たなければいけない。

武田 英二郎DF 23

守備の時間が長く、そういう意味で全然リズムに乗れなかった。そういうなかでも前半に1対1を仕掛けられるシーンが何度かあったけれど、そこで決して消極的になったわけではないけれど、相手に中、中と持っていかされて、自分の特徴を出せなかったという部分では相手に守られ、相手の脅威になれなかった。せっかくもらったチャンスなのですごく悔しかった。

相手に多くクロスを入れられた。相手の右サイドは3人ぐらいいる。3バックの右、ウイングバックの右、前の右。3バックを捕まえきれなかったのが原因。守りに入りすぎた感じもある。パスが回る展開も少なかった。改善するべき点は多いと思った。

立ち上がりロングボールという思惑はあったけれど、結局、1試合そうなってしまった。流れのなかで変えられなかったのが問題。前半の最後の方が一番いい時間帯だった。難しいことではないし、あれをずっとやれるようにしなければいけない。最後の失点の部分は自分にもっとできることがあったはず。反省します。

佐藤 健太郎MF 16

先制点を奪ってから、少し引いて守るような形になってしまった。前がプレッシャーにいけなかったら、うしろもいけないと思うし、連動という部分は点を取ったあとはうまくできていなかった。

中盤で相手が数的優位。相手の選手がすごく多い感じがしたけれど、逆に、ゴール前はジェフが数的優位。人はいる。中盤へのプレッシャーにいかない分、ゴール前は人がいたけれど、そこを厚くするのか、ボールの出どころにしっかりといくのかを判断しないと、あれだけ自由に蹴られていたら、やられてしまうと思うし、いかないで引くのであれば、真ん中でしっかりと跳ね返さなければいけない。

うちのセンターバックのヘディングが勝っているなら、プッシュアップしてセカンドボールにいけるが、五分の勝負が続いていたのでどうしてもディフェンスに吸収されてしまって、そのボールを相手に拾われてしまって二次攻撃という形が多かった。トップのラインをもう一個下げて、そこに引いてこれればよかったと思うけれど、人はいたし、それまでにプレスのかけ方、やらなければいけないことはあると思う。クロス上げるのをもうちょっと寄せていれば、中のマークもうちょっとしっかりとしていれば、その前の流れの悪い時間をどうやって切ればよかったのか。失点には原因があるし、それは一人だけの責任ではない。チーム全員の問題。その部分をみんなが認識し、さらに話し合って、よりよい方向に進めていかなければいけない。

深井 正樹FW 9

奪ったボールをもうちょっとつなげればよかった。相手もそれほどプレッシャーに来てなかったので、つなぐ部分があってもよかったと思います。裏の狙いはあっていいんだけど、それだけではきつい。何本かつなぐなかで、裏への狙いがあればいいんだけど、一辺倒になりすぎて、ルーズに失っている部分が多すぎた。守備も、ある程度相手に回させるなかで、もうちょっといくところでしっかりといかないと、みんながいい距離でただブロックを組んでいるだけで、もうちょっとボールに対して厳しくいかないと、相手に自由にやられてしまう。

立ち上がりはある程度割り切ってやっている部分があるのでそれでいいのだけど、10分、15分すぎからはもう少し意識的に自分たちの時間を長くしないと、自分たちが苦しくなってしまう。中盤というよりも、中盤にもボールが入っていかなかった。それはもっと一人ひとりが距離感だったり、自分がボールを受けなければいけないという適切なポジションを取らなければいけないというところが間違いなくある。

自分が落ちてボールを受けにいこうとしても、ボールに触れなかった。それで、後半は意図的に落ちないで、前め、前めでやろうとしたんだけど、なかなか作れないで、すべてが裏へのアバウトなボールになってしまった。