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2012 SEASON MATCHES試合日程・結果

SEASON

10.10(水) 19:00 第92回 天皇杯 3回戦

ジェフユナイテッド千葉

千葉

1-1
0前 半0
1後 半1
0延長前半0
0延長後半0

7 PK 6

SAGAWA SHIGA FC

SAGAWA SHIGA FC

ホームズスタジアム神戸

試合終了

HEADCOACH

木山 隆之監 督

日程が厳しいなかで、この間のJ2の試合のスタートのメンバーを全員千葉に置いてきました。そのなかでも、しっかりと勝つことを目指してやってきました。選手たちは本当によく戦いましたし、先制をして、そのまま逃げ切れるとは思いませんでしたが、後半、相手はなかなかチャンスはなかったと思うのですが、そのなかで1本決められてしまい、どの後、押し込まれる時間帯が少し続いて、それでも後ろは経験ある選手たちが頑張って、ラインを高く保ちながら、ときおり鋭く攻められた場面も跳ね返し。前は若い選手たちがよく走った。最後は質云々ではなく、お互いしんどい試合で、ボールをスペースに入れ込む展開になりましたが、若い選手たちには本当にいい経験になった。いい経験をしただけではなく、次のラウンドに進めたという成功体験もできたので本当によかった。SAGAWAはスカウティングでヴィッセル神戸との試合も見たが、本当にいいチームだと思いました。大卒の選手とかで、プロからオファーがなかった選手たちをしっかりとチームとして鍛えて、規律もあるし、よくハードワークしてサッカーをするチームだということはよくわかっていましたが、本当にそういうチームでした。日本のサッカーのなかにおいて、存在意義のあるチームだと思う。そういうチームに勝てたことがよかったです。

─── 今日の勝利はチーム一丸となり、次につながる勝利だと思うのですが。総括を。

よかったと思います。正直、見ていて思ったことは、若い選手たちもこれぐらいやれるんだと。先ほどもいいましたが、SAGAWAの選手たちは大人のチーム。平均年齢もジェフより高い。そういう選手たちに、U-18から上がってきた1年目の選手たち、なかなかリーグ戦に出番がない若手がタフに戦っていた。練習試合で大学生に大敗したり、メンタルの面でもっとプロとしてサッカーのスキル、戦術だけではなくて、そういう以外の部分でもっとタフにやっていかないとダメだとずっと彼らにはいい続けてきた。これぐらいできるんじゃないかと。それを続けていくべきだし、そういうことを続けたなかで、もっともっといろいろな面が向上していけばいいと思います。よくやったと思います。次に進めるまた一つ楽しみができた。これで、しばらく天皇杯は一時お預けにして。今年自分たちの最大の目標、J1に戻ること。あと1カ月少しの間、そこに集中して、目標を達成して、天皇杯をそのあとにみんなで目指していくことを楽しめればと思う。平日にもかかわらず、すごくたくさんのジェフのファンの人が来てくれて、私の後ろでも、お客様が少なかったので、悲鳴に近い声が聞こえてきたが、よく選手たちの背中を押してくれて、いつものことですが、本当に感謝しています。

大塚 翔平FW 32

今日、前半は特に結構、チャンスがあったので、そこで1点、2点決めていれば楽な試合展開になったと思うので、そこは反省です。相手もいいチームなので、きわどいところでしっかりと決めていかないとこういった厳しいゲームになってしまう。これからリーグ戦も厳しい戦いが続くので、そういうところで決めていかないと勝っていくのは厳しいので、決めていかないといけないと思います。

最後のパスがずれるというところは個人の問題。自分自身も上げていかなければいけないと思うし、コンビネーションのところも高めていければ、相手を崩していけると思う。前半、後半途中までは悪いサッカーをしていなかった。いいサッカーをしていたと思う。ただ、1点を取って、後半、もっとつなげればいいところで蹴ってしまって、セカンドボールを拾われてしまったりしていた。相手のペースにさせてしまい、同点にもされてしまった。1点を取っても、2、3点と取って、自分たちのサッカーで引き離しにいくぐらいじゃないといけない。天皇杯は一発勝負なので、1点取ったら自然と守りの意識が出るのは仕方がないが、そういうところで、2点目をもっと積極的に取りにいかないといけない。これをしっかりとリーグ戦につなげていきます。

大久保 択生GK 21

後ろから見ていて、チーム全体としては決めるところで決めないといけないという部分がある。それで、後半、相手にチャンスを与えてしまった。ピンチは少なく、チャンスはうちの方が多かったけれど、それで引き離せないとダメだし、その少ないピンチで失点してしまった。しかも、御給さんには横浜FCで一緒にやっていたので、絶対にやられたくなかったし、サイドからのクロスと気をつけていた部分での失点だったので本当に悔しい。どうにかして防がなければいけないところだった。相手はわりとロングボールが多くて、御給さんがそらしたボールで狙ってくる感じだったので、そこはカバーしてあげようと思って、前に出ていきました。

PKの場面は高校時代から自信があったし、前日の練習でも調子がよかった。絶対に勝てると思っていた。本当は1本止めれば勝てると思ったんですが、とにかく、勝ててよかったです。

町田 也真人MF 28

自分のチャンスをしっかりと決めたかった。前半、うまく入ることができた。ただ、その前半にチャンスがあったのに、決めることができず、苦しい試合になってしまったのは反省です。ある程度できた手応えもあるし、一方で、もっとやらなければいけないとも思う。

前半は左からいい攻撃ができて、ヨネ(米倉恒貴)くんが裏へ抜け出すといった攻撃ができたけれど、後半、やや中盤がなくなってしまい、自分もボールを触れなかった。後半の苦しい時間帯でも、しっかりとボールをつなげるようにしなければいけません。今日の結果ではなくて、これをリーグ戦につなげていくことが大事。ここからがスタートです。

米倉 恒貴MF 11

今日はシュートチャンスが何本もあったけれど、それをすべて外してしまったことに責任を感じています。今日はキャプテンマークを巻いて試合に出場しました。キャプテンとして、チームが勝つことが一番で、チームを勝利に導かなければいけないと責任を感じてプレーしました。そういった意味で本当に今日は絶対に勝つという強い気持ちでプレーした。得点できる場面で何度も外してしまった。そこを決めることが今後の課題。今日はチームみんなが勝ちたいという気持ちで一丸となって戦えたからこそ、厳しい試合だったけれど、勝利をもぎ取ることができた。この勢い、一丸となった部分をリーグ戦に、トップチームに還元したい。

後半はやや蹴りあいになってしまったけれど、想像以上にピッチの状態が悪く、リスクを避けながら、状況に応じたプレーが必要で、ああいった状況も仕方のない部分もありました。つなげれば一番よかったのですが、そのなかで、1失点したものの、全員で守れたのも大きかったです。

これで終わりではなく、リーグ戦に向けて、個人として、チームとして頑張っていきます。

佐藤 祥MF 25

今日、自分のプレーができたという手応えもあるけれど、逆に、もっと出来たとも思うので、その部分をさらに追求していきたいと思います。前半はボールを取ろうと思いすぎて、足を出すタイミングが少し違うなと思うところがあったし、取ろう、取ろうと焦りすぎた部分があった。後半の頭は少し落ち着いて、うまくボールを取ることができました。

また、ビルドアップのところでは、もうちょっとつなげれば、あそこまできつい展開にならなかったと思う。その部分が課題です。ピッチの状況が悪かったので、リスクを避けて、はっきりプレーをするという部分ではよかったけれど、もうちょっと状況を見てつなげる部分があったので、そこができれば、もっと楽に試合を進めることができたので、その部分を練習から意識してやっていきたいです。

佐藤 遵樹MF 36

特に、緊張することなく、時間も時間だったのでやってやろうという気持ちでプレーしました。しっかりといつ出ても大丈夫なように準備をしていました。試合に出る前は、今までとまったく環境が違うなかで新鮮なことばかりでいい経験になりました。そのなかで、ピッチに入れば、普段どおりにプレーできました。スピードの部分は、周囲の選手がどんどん前に走っていけといってくれたので出していけたと思います。もう少し、プレーに関われればよかったのですが、やろうという気持ちでプレーしました。

スピード感がトップとU-18 では全然違う。今日経験したことをチームに持ち帰って、もっともっと練習から頑張っていき、チーム全体の底上げができればいいと思います。