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2012 SEASON MATCHES試合日程・結果

SEASON

11.23(金) 13:05 J1昇格プレーオフ 決勝

ジェフユナイテッド千葉

千葉

0-1
0前 半0
0後 半1
大分トリニータ

大分

国立競技場

試合終了


HEADCOACH

木山 隆之監 督

残念。選手たちはベストを尽くしてくれたと思う。すぐにゲームを振り返ることは難しいが、チャンスを作りながら1点を取れなかった。終盤、あと少しのところまでいったが、ちょっとしたスキで1点を取られてしまった。ただ、一発勝負で1点を取られるのは仕方がないし、選手を責められない。むしろ、1点を取れなかったほうが痛かった。

1年を通して応援してくれたサポーターのために、J1へ昇格できずに申し訳ない。自分の責任です。また、1年間、温かく応援していただいたことに対し、この場を借りてお礼申し上げます。

─── 引き分けなら昇格という立場だったが、残り10分で守りを固めるという考えはあったのか。

残り5分までいけば守りを固めるという考えもあったが、10分の段階ではなかった。DFラインは集中していたし、そんなに不安はなかった。チャンスが何回か続いていたし、1点を取れればと思っていた。

─── すぐにゲームを振り返るのは難しいかもしれないが、ゲームを支配しながらこういう結果になったことに対し、もう一度、かみ砕いた表現でお願いしたい。

先ほどもいったように、この1試合だけでとらえるのは難しい。選手はベストを尽くした。それよりも1年を通して考えたとき、いくつかのゲームで勝っていればという思いがある。もう少し勝点を重ねていれば、自動昇格につながっていた。そして、総失点はリーグ最小なのに、総得点はベスト3に入っていない。負けすぎたことが、J1昇格を逃す結果につながってしまった。

─── 相手は失点の直前に高松を入れて、FWを増やしてきたが。

彼に長いボールを入れるのか、あるいはサイドからのクロスを増やしてくるのか分からなかった。少し様子を見て、長いボールを入れてくるようなら高橋のところに高さのある大岩を入れようと考えていた。

─── ロッカールームで選手たちにはどんな声をかけたのか。

今日のゲームに関しては、一発勝負なので誰も責められない。それよりも、1年間通してやれなかったことを、しっかり突き詰めて来年につなげてほしいと話した。そして、自分についてきてくれたことへの感謝を述べました。

─── このプレーオフに引き分けがあるということに関しては。

準決勝で順位が上のチームがともに大差で敗れ、今日は逆の立場になった。ただ、何かがかかった緊張感のある試合の中で、どのチームも引き分けは狙わないと思うし、実際に狙って戦ったチームはないと思う。ただ、引き分けでも昇格できるということで、最後に少し感じてスキが生まれたかもしれない。でも、正直にいえば分からないし、単なる偶然かもしれない。

谷澤 達也MF 39

もっともっとみんなが強い気持ちを持たなければいけなかった。今年途中から入って、ゲームコントロールが必要ということを感じた90分を通して勝つ戦いをしなければいけないし、もっともっとみんなが理解してやらなければいけなかった。終盤はやや前へ、前へ怖がるプレーになってしまったのが裏目に出てしまった。

岡本 昌弘GK 1

たくさんの方が応援してくれたのに、J1昇格を果たせずに申し訳ないです。内容的には悪くないと思っていたし、ゲームコントロールもできていた。決定機、チャンスをしっかりと決めきりたかった。最後に失点してしまった。すいません。

佐藤 勇人MF 7

自分たちの甘さがでてしまった試合だった。最後の質の部分をもっと上げていかないといけない。せっかく回していってもゴールが奪えない。質の部分だと思う。試合はうまく運べていたと思う。大分がプレスをかけてきてもプレス落ち着いて外してボールを回すことができたし、守備の部分でも切り替え早くできていたし、セカンドボールも拾えていた。得点を奪えなかったのは事実だけど、失点するまでは問題はなかった。失点した時間帯があまりにも悪かった。残り時間が少なかったし、その前に押し込むことができていた。勝負弱い、ジェフの上にいけない一つの原因だと思う。

引き分けでいいという思いはなかったけれど、プレーが止まったときに早くスタートするときと、時間をかけるときの使い分けは選手で声を掛けあいながらやっていたのですが、0-0ということも視野にいれながら、自分たちのサッカーをやり通す、それだけを考えていました。それだけに、あの1本の失点は悔しい。

兵働 昭弘MF 15

勝負はスキがあったら負ける。ジェフにはスキがあったということ。相手がマンマークでついてきていて、なかなか思うような形でボールをもらえなかった。マンマークなので、1枚つかれているところをうまくあけて、もう1枚がそこを使うとか、個人個人ははがす努力をしているけれど、グループでなかなかうまくスペースを作ったり、そこを使ったりということができなかった。多くのサポーターの皆さんが応援してくれたにもかかわらず、J1昇格を果たすことができずに申し訳ない。

竹内 彬DF 3

今日の試合に関しては、先制点がすべてと思って臨んだ。そのなかで、チームとして得点できなかったことが、今日の結果を招いてしまった。支えてくれたすべての人たちに申し訳ない気持ちです。

失点の場面はちょっとしたエアポケットになってしまった。ただ、その場面だけではなく、ゲーム全体を見ないといけないし、シーズン全体を見なければいけない。結果を出すことができなかった。