千葉からサポーターがたくさん来てくれて本当にありがたいです。

結果が1-1だったのですが、内容的にはそんなに悪くなかったと思います。前半からポゼッションの時間も多く、1点をあげることができて、いいペースだったのですが、失点した時間帯だけ、DFラインが下がってしまって押し込まれてしまった。

後半に入ってから、守備のところをもっと前からということで話をしたのですが、10分過ぎから20分くらいまでは、若干相手のペースでポゼッションされて、ピンチを招いたと思います。

選手を少し入れ替えていい部分が出てきた。パスがつながるようになって、少しずつ盛り返してきて、最後にチャンスを作ることができたと思います。3連戦の中でアウェイのゲームが2つあって厳しい戦いでしたが、今日はよくやってくれたと思います。

ただ勝点1しか取れていないので、そのへんが非常に大きな問題で、勝点3を取るために勝ちにこだわる姿勢がもっともっと出てもらいたいと思います。

─── この試合だけ見て勝ち点1は上々と考えているのか、3取れなくて2点落としたと考えていますか？

ゲームとしてはもったいなかったと思います。と言うのは先制してそんなに守備のほころびもなかったが、あの時間だけ全体的に守備が下がってしまったので、そこが非常に悔やまれるところで、勝ち点3を持って帰れたゲームだったとは思います。

─── ガンバは昇格のライバルだと思いますが、遠藤不在で、遠藤のいるガンバとやってみたかったですか？

残念です。

─── 前節のゲームも追加点をということをおっしゃっていましたが、今後、追加点を取るということに対して、どういう対策をとっていこうと考えていますか？

追加点といっても、こうしたら取れるということがわかればいいのですが、同じようにやっていくしかないと思います。全くチャンスが作れなかったわけではないし、ボールが動いていないわけではないので、これを繰り返しやっていく中でコンビネーションを高めていくことが一つと、動きのタイミングとか動き出しの組み合わせなどが合ってくれば、もっとチャンスが出てくるかなと思います。

─── ケンペス選手をはずしたが、攻撃の意図と、大岩選手の起用について、ガンバ対策だったのでしょうか。

ケンペス選手については、全体としてモビリティーが欲しいということです。対ガンバということで、ケンペス選手は前でドシッと構えてターゲットになるという選手なのですが、ガンバの守備を考えると少し動ける選手を重要視してスタメンを組んだということです。そのへんが大岩選手にも関係しています。大岩選手もキム選手に比べると前への推進力があり、そのへんを重視したということと、出場機会を狙ってトレーニングに真剣に取り組んでくれていたので、やってくれるだろうと思いました。

思い切ってやろうと、それだけを思って今日の試合に臨みました。試合に出たいと思ってずっとトレーニングをしてきたし、今年は全部出たいと思いながらシーズンに臨んだけれど試合に出れていなかったので。

試合の中では、前のジャイールが攻撃で点を取ってくれたらいいなと思い、守備に負担をかけないように、「絞れ」という意味の単語など指示するポルトガル語の単語を2つだけ覚えて、それだけやってくれればよいと思っていました。

試合に出られるように明日からまたしっかり頑張りたいです。

初ゴールは非常に嬉しかったです。点を取ったことで、さらに勢いが出て点を取れるようになると思います。これからももっと点を取りたいと思います。ピッチに入るときも少し体の重みが取れたような気がします。

今日はこちらのメンバーも少し変わり、また相手ガンバは強いチームだったので、大変な試合でした。勝利を目指していたが、強いチームでアウェイだったので、大きい勝ち点1だったと思います。これからも波に乗って次の試合でもサポーターに勝利をプレゼントできるように頑張ります。