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2013 SEASON MATCHES試合日程・結果

SEASON

5.12(日) 16:03 第14節

ジェフユナイテッド千葉

千葉

3-2
2前 半0
1後 半2
カターレ富山

富山

フクダ電子アリーナ

試合終了

HEADCOACH

鈴木 淳監 督

まず、3-0から2点をセットプレーで取られ、すんなりとはいかないということで、次にもっと改善していかないといけないということを改めて感じさせられました。

ゲームとしては、立ち上がりのところで前線からプレッシャーを掛けてボールを奪えるような場面があり、その出足のところで良い感じでボールを奪って攻めるということができたと思います。

1点目については非常に良い形で得点できて素晴らしかったと思います。3点取るところまではわりと自分たちのペースでやれたと思うのですが、後半の中ぐらいから運動量が落ちてしまってセカンドボールを拾われて攻められてしまいました。

中盤のところはサイドのバランスがいま一つ良くなくてボランチに負担がかかってしまったという感じがします。全体としては、良いゲームが最後セットプレーで失点して危ういゲームでしたが、なんとか勝点3を拾うことができました。

─── 最初の選手交代は体力的な交代か、戦術的な交代か。

両方あります。全体として運動量が落ちていたので中盤の活性化をしたいということが一つ。あとはミスが中盤のところで多くなったりとか、思い切った動き出しができなかったりしていたので、中盤の活性化を考えて交代をしました。

─── スタメンで兵働選手と田中選手の左右のポジションを変えましたが、1点目は狙い通りですか?

本当の狙いはそうではありません。ただ、兵働選手はボールを持って少しタメを作れるというのが田中選手が入っている場合とは違うので、タメができたところで米倉選手が走る時間が稼げた感じがします。

本当の狙いのところではないですが、良い意味で右と左を変えたところが出たなと思います。

─── では本当の狙いは何ですか?

左利きの選手を右に置くというのは中にプレーしたりとかダイアゴナルに走った選手にスルーパスを出せるという利点があったりとか、中に入ってシュートを打てるというのは一般的なことですが、そういう利点はあると思います。

佐藤 健太郎MF 16

ゲームは、失点してからあわただしくなってしまいましたが、それまではよかったと思います。前半、1点目を取ったあとに少し攻め込まれた部分はありましたが、90分間、完璧に自分たちのゲームをすることは難しいし、流れのなかでそういう時間帯はある。その時間帯でしっかりと耐えて無失点の時間が長かっただけに、後半の中盤にセットプレーから続けて失点してしまったというのは自分たちで苦しくしたし、もったいないと思う。

セットプレーの局面だけではなく、前半から簡単にボールを失っていた。そういうのを個人的にも少なくしたいし、いいサポートといいコミュニケーション、ボールの動かし方でさらに改善できると思う。自分たちでボールを動かしながらチャンスをうかがうというのは出来ていた部分もあったし、何とか苦しいながらも勝てたので、次に向けて修正していけばいいと思います。

前の選手がしっかりとプレスにいってくれたからいい守備ができた。後半、長いボールを蹴られて、後ろがどうしても警戒して間延びしてしまった部分があった。連動した守備が出来れば、いい守備ができるので、90分を通して、点を取ったあとでもやることが変わらずできればいいと思います。また、奪ったボールをしっかりとつなげれば、もう少し自分たちのペースでゲームを進められるはず。技術、落ち着きが個人的には欲しかったという部分があるので、次に向けて、向上させていきたいです。

田中 佑昌MF 6

うまくビルドアップに参加できたと思います。オフサイドが多かったのですが、あの形はうまくタイミングが合って、あそこで受けられれば1対1のチャンスがあったので、しっかりとあそこでのタイミングを合わせられるように、連係をさらに高めていかなければいけないとも感じました。

間のところで受けること、背後を狙うことを考えていました。まずは、最優先で背後を突くというのをやっていった。1本、ケンペスのパスがスペースに欲しかったのですが、足元に出たのがあって、あそこはもっとコミュニケーションを取ってやっていかなければいけないと思いました。

全体的に流動的にうまくやれたと思うし、サイドも何本かいい形のシーンがあったので、これを続けていきながら、背後のところを狙うタイミングを合わせていけば、もっとよくなると思います。

今日は左サイドでしたが、クサビのボールを右足で受けられるのでやりやすい部分もあるし、(山口)智さんとかいいタイミングで上げてくれるので、無理せずに、できる範囲でやろうと思って今日のプレーを心掛けました。

愛媛FC戦などは受け身に回ってしまってよくなかったので、しっかりと前から守備をしよう、自分たちが主導権を握れるようにプレーしようと話をして、うまく全体で連動して守備ができたと思う。

3連勝しましたが、それはもう終わったこと。次の試合をしっかりと勝って、連勝を一つでも伸ばせるように、次の試合でも集中したい。いいところもあったけれど、悪いところもあったので、修正していきたいです。

佐藤 勇人MF 7

ここ数試合のなかでは前半はいい試合ができたと思う。前回のホームゲームのイメージが悪すぎたので、しっかりとした入り方をしようとみんなで話してこの試合に臨んだ。相手の3バックのところ、田中佑昌を相手の右のストッパーにいかせて、左のストッパーのところを兵働に狙わせて、あとは前に、前にという監督から指示もあった。それがうまくいった。

ただ、攻める意識はいいんだけど、大人のサッカーというか、ボールを持ちつつ、相手がこなければそのまま持っていればいいし、来ればスペースがあくからそこを狙う。その使い分けができればもっといい。3-0から3-2になるというのはよくないこと。そこの戦い方が問題。

前へ前へ急ぎすぎて、せっかく取ったボールを失う回数が多かった。奪っても、失ってしまうなら、前へ勢いよくいくのではなく、ダウンしてサイドへ展開するなど、勝っているときはそういった使い分けをしていきたい。まだまだ反省点が多いです。

ケンペスFW 37

今日は勝つことができてよかったです。自分のゴールよりも、チームが勝てたことが一番です。いつ、どんなときでも、ゴールできるように準備しています。今日はそれがしっかりと点につなげることができてよかったです。また頑張ります。