7.20(土) 19:04 第25節
千葉
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愛媛
ニンジニアスタジアム
試合終了
HEADCOACH
まず、内容的にはほぼ一方的にやられたゲームでした。フィジカル的コンディションが非常によくなく、前半はまったく走れず、相手の思うようにやられてしまった。
後半、少し取り戻したのと、愛媛の運動量が落ちてきて、少し我々がボールを支配する時間が多くなった。それで何本かチャンスを作ることが出来て、そのチャンスの中からセットプレーからうまく点を取ることができた。
後半の残りは我々の方もかなり運動量が落ちて、苦しい時間帯だったが、守備の選手を何人か入れて逃げ切る体勢で、何とか勝点3を取ることができました。
こういうアウェイのゲームで暑いなか、しかも、ボールポゼッションに優れたチームを相手に非常に苦労しましたが、何とか勝負には勝って帰ることができるので、非常にうれしく思います。いいコンディションで次のゲームを迎えるために、トレーニングをしっかりとやりたいと思います。
─── 前半戦と同じ展開になった要因は。
まず、いずれのゲームもそうだったのですが、フィジカル的なコンディションがなぜかあまりよくないというのが一つの要因だと思います。
二つ目は愛媛の方がポゼッションしてうまくシャドウの選手にボールを入れてきた。そういうところのボールの消し方がうまく出来ないということで、もう少しフィジカル的なところでいければプレッシャーをかけられる状況があると思うが、それが連動できないために、後手を取ってしまっていることがかなりある。
守備のところのマッチングが今ひとつ出来ていないのが二つ目の理由で、そういう展開になったと思う。
前半、少し下がりすぎてしまった部分があった。ハーフタイムにも指示があったし、自分自身ももうちょっと前に出ないといけないと感じていた。後ろを気にしてしまいボールホルダーに対していけてなかったので、(大塚)翔平や前の選手はきつかったと思う。後半はボクと(伊藤)大介でそこに圧力をかければ、そこでは取れなかったけれど、相手の苦し紛れのロングボールだったり、そういうのが増えたのでどこかで出ることは大事だと改めて感じました。
個人的には慌てることなくプレーすることはできましたが、奪ったボールをもう少しうまく引き出せればもっと楽だったと思うので、そういうところをさらに意識していきたいし、もっとやっていきたいです。
前半は我慢でした。予想していた部分でもあったので、そこでどれだけぶれないでプレーできるかが大事だったので、苦しかったけれど、無失点で前半を終えたのが大きかった。後半は最初からいこうと話をして、1点が入って、全体を通して愛媛のペースでしたが、勝ててよかったです。
前半も後半もいいクロスは何本かあったのですが、もっともっとやらなければいけないし、守備の部分でもっとやらなければいけない。また、ミスが個人的にもチームとしても多かったので、そこは修正しなければいけない。
守備がうまくいかなかった。ボールを動かされてしまう。愛媛のトミッチとボランチの選手に前を向かれて、よね(米倉恒貴)と(高橋)峻希のところを狙われたり、足元に斜めに入れられて、深い位置に入れられて、相手がセンタリングでミスをしたのでよかったけれど、そういう展開がすごく多く、危ない試合だった。相手の質がもっと高かったら失点していた。
セットプレーから点が取れたのはよかった。こういう苦しい試合でもセットプレーから点が取れるのはいいこと。ただ、こういう苦しい時間を短くしていきたい。守備をしている時間帯が90分トータルで考えても長い。
ボールの出し手のところが常にフリーになっていたので、そうするとサイドチェンジもされるし、足元に速いボールも入れられてしまうし、ターンもされてしまう。悪循環、うまくいっていなかった。守備がうまくいってないから攻撃もうまくいかない。ボールを奪った後も距離感が遠い。ミスでボールを失ってしまう。改善していかなければいけない。
今日は、決めるところで決められない。チームに迷惑をかけてしまいました。FWと中盤のライン、間があいてしまって、展開されてしまった相手が。あれだけフリーにさせてしまったらディフェンスも下がらざるを得なくなってしまう。そこでハーフタイムに(伊藤)大介くんや(佐藤)健太郎くんと話をして、前に出てきてくれるということになって、後半はうまくいった。後半はある程度自分たちのプレーができたと思います。
ボクとケンペスが2点ぐらいずつ決めなければいけなかったので、そこはしっかりと決めていかないと厳しい試合になってしまうので、しっかりと決めきります。