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2013 SEASON MATCHES試合日程・結果

SEASON

8.21(水) 19:03 第30節

ジェフユナイテッド千葉

千葉

2-2
0前 半1
2後 半1
ザスパクサツ群馬

群馬

フクダ電子アリーナ

試合終了

HEADCOACH

鈴木 淳監 督

前節同様に守備を固めてくる相手をなかなか崩せずに、今日もセットプレーとオウンゴールからの得点ということで、チャンスらしいチャンスも前半にナム スンウ選手が1対1になった場面ぐらいでした。

ミドルシュートを打つ機会もあったのですが、最終ラインを崩すことはできませんでした。

やはり今の我々の力が足りない証だと思います。ポゼッションはできても最後にどのように崩すかという大事な場面で、それができなかった。

カウンターアタックのところは十分にケアをしていたのですが、後半、運動量が落ちて縦に入ってくるボールのところを抑えられなかったり、あるいはマークにいってもそこで外されるというケースでかなりカウンターを受けました。攻めて取られてカウンターというパターンが多かった。

ファーストディフェンダーのところはいけているのですが、そこでボディコンタクトで負けてしまうなど、そのへんの厳しさは必要だと思いました。

失点の場面についてはルーズボールに対する反応だったり、寄せの甘さが出てしまった。中3日ですがコンディションを整えていいゲームをしたいと思います。

─── 今日の試合、米倉選手をサイドバックから前に出しましたが、実際の狙いと試合での効果は。

まず、連戦ということでフレッシュなメンバーを使いたいということでした。ここのところキム ヒョヌン選手の元気がよかったので、彼を使いたいということでした。それでディフェンスラインのところにキム選手を入れて米倉選手をどう生かすかということを考えました。

米倉選手を右の中盤で起用したのですが、引いてくる相手に対して間でボールを受けたりということがなかなかうまくいかなかったので、右サイドバックのほうがいいかと思って後半は戻しました。

─── 米倉選手について前半の途中と後半の途中で前線に配置したと思うのですが、それはプランとして元々あったのかどうかと、その狙いは。

プランとしては持っていました。引いてくる相手をどのように崩すかということで、米倉選手の突破力あるいは背後への抜け出しという彼のパワーを使ったほうがいいと思ったのが理由のひとつです。

それから前半の途中で変えたのは、中盤での活性化を持たせたかったというのが二つ目の狙いでした。

─── 後半からまたサイドバックに戻したということはうまくいかなかったということなのか、それとも単純に右サイドバックにしたほうがいいからか。

ゲームの中で早めに変えてもよかったのですが、少し様子を見たほうがいいだろうと思ったのでそういうことにしました。

─── 大岩選手の交代のあたりからもう一点取るのか、守るのか、見ている側にははっきりしなかったのだが、そのあたりをお聞かせください。

意図としては取りにいきたかった。ただ、米倉選手の戻りがフィジカル的にかなりきつかったので、それをまず修正したいということでした。

ゲームの中では伊藤大介選手に右のスペースを埋めるように指示をして、そこのところはできていたが、群馬のほうが左サイドに人を張らせて残るような形を取ってきたので、そこをまずケアをしないといけないということで大岩選手を入れました。

田中 佑昌MF 6

リードされていたので、点を取りに行こうと積極的にいきました。前半、外から試合を見ていてボールは保持していたのですが、そこから背後を突くという動きなどがなかったので、そこを意識してやろうとしました。

後半、うまく入れて、活性化はできたと思う。逆転するところまではうまくいっていた。そのあとに、前線でもっとキープしてボールを動かして時間を作ってもよかった。奪われ方も何本か悪いシーンがあって、ペナルティエリア近くまで持ち込まれたところがあったので、シュートを打って終わるということも大事だった。

逆転したあとの戦い方をもっと共通させたかった。試合後に(山口)智さんとも話したが、後ろから見たら、あそこはリスクを冒さずにやってほしかったという。2失点目の相手ボールになるキッカケがナム スンウがフリックしてつながらなくて相手ボールになってしまった。そこはキープしなければいけなかった。キープして全体を押し上げてからボールを動かすという動きだったのですが、そこももっと話をして、時間を使うのか、3点目を取りにいくのか、全体がうまくコミュニケーションを取ってやらなければいけない。0-1から2-1と逆転できたことを前向きにとらえて、前半の始めからもっとできるように、やっていかなければいけない。

佐藤 健太郎MF 16

試合の入り方は悪くなかった。チャンスを作れた場面もあったけれど、全体的にボールは保持しているけれど、最後の精度のところや、シュートを打ちきるところができなかった。そのなかで、セットプレーから失点してしまい、苦しいゲームになってしまった。それでも、一度は2-1と逆転したのだから、その後、もっとちゃんとした戦いをしなければいけなかった。ゲームの進め方をチーム全体として考えなければいけなかった。前線で簡単なプレーからボールを奪われるということは避けなければいけない。

また、すぐに試合があるので、しっかりとやります。

山口 智DF 5

前半、ああいう形で失点してしまって、0-1は確かに厳しいのですが、意気消沈してしまった部分があった。そのなかで逆転できたのはよかったけれど、後半、逆転したあとに、もっとしたたかな戦いをしなければいけなかった。