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2013 SEASON MATCHES試合日程・結果

SEASON

9.1(日) 18:03 第32節

ジェフユナイテッド千葉

千葉

4-3
1前 半1
3後 半2
アビスパ福岡

福岡

レベルファイブスタジアム

試合終了

HEADCOACH

鈴木 淳監 督

非常に厳しいゲームで打ち合いでしたが、何とか制することが出来てうれしく思っています。戦前にアビスパ福岡がホームということもあって、立ち上がりから勢いよく前線からプレッシャーをかけてくるという話をしたのですが、残念ながらそこのところで、ミス、ファウルを犯してしまい、FKで最初にやられて出鼻をくじかれてしまった。

ただ、選手はメンタル的なところも含めて落ち着いてプレーしてくれたと思います。

攻撃のところは得点は出来ると思った。守備のところで相手の勢いに押されなければ、何とか持ちこたえることができれば、得点の機会は必ず来ると思っていた。案の定、そういう形で得点することができた。

ただ守備に関しては、最後の10分も含めて後ろに下がってシュートを打たれる場面が非常に多く、もう少しボールに対する寄せ、チャレンジ&カバーのところを厳しくやらないといけない。

全体を通してフィジカルコンディションも含めて、もう一つレベルを上げてこれからの残り試合を一戦、一戦、必勝体制でやらなければいけないと感じました。

─── ボールの動かしはうまくいってなかったということでしょうか?

うまくいっていないとは思わなかったが、ボールに対して非常に、一人目、二人目、三人目ぐらいが早いので、そこをうまくワンタッチを使ってトップに入れるということができればよかったが、そこがピッチコンディションもあって、もたついてしまった。

そこの局面を脱してしまえばかなり広いスペースがあったので、そういうチャンスは何度か来ると思って、選手もその機会をうかがっていた。決して意識のところ、ポジショニングの問題ではなく、アビスパ福岡の早さに対しては、さらに早いボール回しが必要だと思います。

─── アビスパ福岡の守備のどこをついていこうと?

今の話とも関連するが、前から前から来ることによって、後ろのスペースはかなり空いているという状態が結構あった。最初の守備のところを打開すれば、最初の失点もそうだが、逆サイド、ゴール前に大きなスペースができるということで、そこのところをうまくしのぐというか、メンタル的なことも含めて、我慢していく、そういうところが必要だった。そこはうまくできた成果が大量得点になった。

米倉 恒貴MF 11

非常に苦しい戦いでした。こういう試合を勝ち切れたのは、今のチームにとって大きいと思います。みんなが最後まで勝とうという気持ちを捨てなかったのが、勝てた要因だったと思います。

立ち上がり、相手が思った以上にプレッシャーをかけてきたこと、そして、自分たちのミスが多すぎたことが、前半の失点、そして立ち上がりのリズムが悪かった原因です。相手は思った以上に早かったです。それに対して、前線の選手のフォローなどが少なかった。点が入ってからは、間で受けるプレーが出てきて、パスコースが増えてきたが、そうなるまでは相手のペースだった。

流れとしては、点が取れる感じはしていて、いつ、点が入ってもおかしくないと思ってプレーしていたのですが、そこでやられてしまって1-2になってしまったのが問題。修正しなければいけない。状況的に苦しかった。

個人的には点を取ることができましたが、それよりも、全体的なプレーの質が低かったので、もっといいプレーができるように頑張ります。

森本 貴幸FW 30

ケンペスの近くにいれば、何かが起こると思っていて、ああいういいシチュエーションができて、ケンペスの3得点目をアシストできてよかった。

アウェイの難しい試合で勝ちきることができてよかったです。一戦、一戦、ここからもやっていくだけです。

タイスコアの後、ちゃんと追加点を2点取れて、自分は点を取れませんでしたが、しっかりと勝ち切れたのは大きかったと思います。いい形に持っていけたシーンもあったが、途中出場だとああいう場面も数少ないと思うので、これから出場時間が多くなるにつれてチャンスの回数をもっと増やしていって、しっかりとゴールできるようにしたいと思います。今日はケンペスとの関係が自分が思っていた以上に良かったので、その辺は自分としても驚いているというか、ケンペスも自分と同じイメージで出来るんだなと思ったので、誰が出てもコミュニケーションをとってプレーしたいと思います。

ケンペスFW 37

今日は難しい試合の中で自分が点を取れたことと、チームが勝てたことは大きいと思いますし、勢いがつくと思います。最後の方はハラハラドキドキしましたけど、チーム全員で勝ち取った非常に大きい勝点3だと思います。

ここ最近、真夏の暑い中で厳しい試合が続いていましたが、そこを乗り越えて勝利できたことで、チームにまた勢いがつくと思いますし、リーグ終盤にかけて大事な時期になりますが、この勢いで自分たちの目標が達成できるように頑張っていきたいです。

佐藤 勇人MF 7

相手はホームでの戦いなので、勢いに乗って前からくる。その勢いを自分たちがかわすことが出来ず、相手にいい形でボールを奪われることが多く、リズムを作られたなかでの失点だった。そのあとも難しい時間が続いた。

ボールの奪われ方も悪かったし、相手が勢いを持って前から来ているのに、自陣で無理にボールをつなごうとしてしまった。そこでかわせればよかったが、ピッチコンディション、雨という状況があって、取られるシーンがあって、決して賢いやり方ではなかった。あれで追加点を取られたらもっと厳しくなってしまった。自分たちがどういうサッカーをするのか、その状況に合わせてしっかりとやらなければいけない。相手が前から来ているのならば、相手のラインは高い。そこの駆け引きが大事。

今シーズン初めて逆転勝ちできたのは大きい。ここのところ、セットプレーからしか点が取れなくて、そのなかで、ボールを奪ってから早くゴールを奪うことができたし、4点取ったというのはポジティブにとらえていい。ただ、3失点したところはセットプレーの課題もあるし、前半に失点したところは、入り方というか、どういうふうにプレーするのかは課題。

ここ数試合勝てなくて、今日、勝てたというのは一つ、ポジティブにとらえていいと思う。天皇杯もあるし、チームとして、しっかりと戦いたい。今日、試合前からもっとやろうと、自分たちはもっとできるだろうとみんなで強く声を掛けあいながらピッチに立った。まずは結果が出てよかったです。