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2013 SEASON MATCHES試合日程・結果

SEASON

9.23(月) 14:33 第34節

ジェフユナイテッド千葉

千葉

0-1
0前 半1
0後 半0
東京ヴェルディ

東京V

駒沢陸上競技場

試合終了

HEADCOACH

鈴木 淳監 督

ゲームの入りはそれほど悪くなかったが、前半の15分過ぎから守備全体的に引き出して、前でプレッシャーをかければいい場面で躊躇している場面があった。ピッチの状態もあって、相手も長いボールを蹴ってきたと思うが、そのセカンドボールがなかなか拾えず、サイドに展開されてクロスを上げられる場面が何度かあった。センターでのマークというよりも、サイドにボールを出されるところでもう少し抑えたかったが、全体が引いてしまって、サイドで起点を作られてしまったのがよくなかったところです。

徐々にペースは取り戻していったが、効果的にボールを動かすことができない。全体が連動して前に進めなかった。ピッチの状態もあって、もう少しラフにボールを蹴ったり、ディフェンスの背後に出ることを指示したが、単発になってしまった。

後半の中ぐらいからはボールが回るようになったが、クサビのボールとそれに対する3人目のコンビネーションがうまくいかなかったり、クロスが上がっても最終的なところで合わなかった。決定的なところは前半の森本の場面などあったと思うのですが、そういった機会をもっと増やしていきたい。非常に残念なゲームでしたが、次に向けてまた頑張っていきたい。

─── 今日の絶対的な武器はケンペスのヘディングだったと思うのですが、あそこにガンガン放り込むという選択肢はなかったのですか。

それはないです。

─── 森本選手ですが、もっとボールを引き出す動きがあってもいいと思うのですが。

一つはコンディションの問題もあります。もともと動きが多い選手ではないので、ゴール前での仕事という意味ではケンペスとタイプ的にはかぶる。そのなかで二人でコンビネーションをしてもらいたかったが、そういうところが少なく、引き出しの動きという部分でも森本だけではなく、前線全体として少なかった。今日、長い時間、二人でプレーしたので、次に向けてどういう感じでいけるのかというところを探っていきたい。森本に関しては90分間プレーできたのは一つの収穫だと思います。

─── クロスからの攻撃で得点を狙う形ですが、ファーサイドが多く、ニアが少なく、もっと工夫が必要だったと思いますが。

森本がクロスを上げてフリーになってシュートを打ったのは、ニアではなくセンターでしたが、あそこは一つの狙い目としていた。練習どおりだった。ニアで合わせるというよりも、ディフェンスの3人の間で合わせたいということだった。その狙いは十分に出ていた。ニアだけではないので、狙いは十分に出来ていたと思います。

─── 最近、サイドバックの攻撃があまり機能していないように思うが。

十分に相手もサイドのケアをしてくるというのが一つ。ここのところ、中盤で効果的にボールが動かせていない。オフェンシブの中盤のところ、トップ下のところがうまく機能していないので、サイドバックの効果的な動きが出ていない。米倉が飛び出すタイミング、高橋が出るタイミングは、中盤でもっと効果的に動かさなければいけない。その部分が最近、陰を潜めていると思う。

─── センターバックを竹内彬選手からキム ヒョヌン選手に替えた理由は。

キム ヒョヌンは経験が少ないが、高さの部分です。巻、高原といった高さのある選手、クロスに入ってくる選手がいるので、キム ヒョヌンを起用した。あとは、米倉が上がったところのサイドのカバーリングという意味でスピードがあるキム ヒョヌンを選択しました。すごくよかったと思います。

佐藤 健太郎MF 16

先に失点して苦しくなってしまった。チャンスがゼロではなかったが決めきれなかった。そこを決めきることが大事。一つひとつのプレーにもっとこだわりを持たなければいけない。ボールのないときにどういったプレーをするのかを含めてもっとやっていかなければいけない。自分自身、もっといい配球ができれば、前線の選手も余裕を持ってボールを持てたと思うし、そういう形も少なかったので、こういう結果になったと思う。自分自身、もっとやらなければいけない。ヴェルディは思ったよりも蹴ってきた。前線にキープ力ある選手がいて、そこでガチャガチャとなって押し込まれる展開になった。なかなかうまくプレスがかからなかった。

佐藤 勇人MF 7

ミスが多い時間帯が長かった。前にもいきづらかった。前にプレスにいきたくても、自分の後ろ、米倉とキム ヒョヌンの間に飯尾がいて、なかなか思うようにプレスにいけず、前向きな守備ができなかった。奪ったときに、チャンスのときにやりきるぐらいの力がなければいけない。チャンスのときにボールを奪われることが多く、厳しい試合になってしまった。シュートの前のところでミスも出てしまった。チームのために何かしなければいけない。このまま下降線をたどるわけにはいかない。上昇できるように、チームをよくしていきたいです。