2016プレナスなでしこリーグが26日（土）に開幕。ジェフユナイテッド市原・千葉レディースは、27日（日）にゼットエーオリプリスタジアムで正午から伊賀フットボールクラブくノ一との初戦を迎える。

昨シーズンの対戦成績は、レギュラーシリーズで1勝1分、ホーム開催となった直近の試合では安齋結花と瀬戸口梢のゴールで2対2のドローで終えている。

特に注意をしたいのが、昨年8月に行われたEAFF東アジアカップにおいて、2得点を決めているチャンスメーカーの杉田亜未だ。思い切りの良いプレーと的確なミドルシュートは厄介な存在だ。

ジェフレディースとしては、オフシーズンから積み上げてきたものをピッチで表現したい。
前線からボールを奪いに行き、攻守に連動したプレーで試合運びをすることが理想だ。

キャプテンの櫻本尚子は「一人ひとりが持てる力の120%以上を出さないとタイトルは難しいと感じます。雰囲気、気持ちを引き締めたい」と話す。

守備面での手応えを掴んだ昨シーズンだっただけに、2年連続得点王を獲得した菅澤優衣香の爆発力だけではなく、チームとして“得点力”を上積みさせていきたい。

三上尚子監督は「ジェフらしくアグレッシブにボールを奪いに行き、そして奪った所からの攻撃のバリエーションを皆さんに見て欲しい」と語った。

プレシーズン中から、勝点3を奪いに行くこと、メンバー全員が一丸となって大きな目標である“タイトル獲得”に向けて突き進んで行く強い意欲に溢れている。

また、櫻本主将は「『走る・戦う』は、引き続きピッチで表現していきたい。得点力は全員で目指していく形なので、見ている人に、また見たいと思ってもらえる試合展開をしたい」と意気込みを口にした。

伊賀FC戦は、今シーズンの行方を占う意味でも大事な戦いでもある。
90分間、相手に隙を見せることなく多くの選手が攻撃に絡んで行くプレーでゴールに迫り白星を飾りたい。