プレナスなでしこリーグカップ1部（Aグループ）は、第4節を終了し、ジェフユナイテッド市原・千葉レディースは、1勝2敗で3位につけている。今節のコノミヤ・スペランツァ大阪高槻との一戦は予選突破（上位2チーム）のために負けられない試合となる。

前節の日テレ・ベレーザ戦は0対4で完敗。
前半は我慢を続けながら無失点に抑えていたが、後半に守備が決壊し4失点を喫した。
「後半は集中力や力の差で崩れてしまいました。守備の人間としては本当に悔しい」とキャプテンの櫻本尚子は唇を噛みしめた。

まずは、この敗戦を引きずらずに、しっかりと切り替え、修正すべき点を改善して挑んで行くことが求められる。

対戦相手のコノミヤは、カップ戦ではグループ最下位。しかし2連敗で迎えた前節の伊賀フットボールクラブくノ一との対戦では、成宮唯が2得点、巴月優希が1得点を奪い、逆転勝ち（3○1）を収め勢いに乗っている。

そして、メンバーには戦い方を知るベテランプレイヤーの虎尾直美や丸山桂里奈、ニュージーランド代表のグレゴリアス サラも控えており、侮れない相手だ。

三上尚子監督は「（リーグ戦でコノミヤと対戦し）勝ち切れませんでした。まずはしっかりと、自分たちの出来ることを確認した中で戦いたいと思います」と話した。

ジェフレディースとしては、最後まで運動量を落とすことなくコンパクトな守備を形成し、シュートを打つ回数を増やしたい。

そして、櫻本は「次の試合では必ず勝って、皆さんに応援をしてもらえるようなチームを目指します」と決意を口にした。

チームはサポーターの期待に応えるため、大きな野望と希望を携えて、次の戦いに向けて歩を進める。