5.3(土) 16:00 第11節
千葉
|
群馬
フクダ電子アリーナ
試合終了
J2リーグは10節を終了した。その時点で3勝3分4敗の17位。自動昇格圏内の2位・ジュビロ磐田との勝点差は8ポイント、プレーオフ圏内の6位・ギ
ラヴァンツ北九州との勝点差は4ポイント。残り試合がまだだいぶあるとはいえ、だんだんと苦しい状況に追い込まれてきた。
前節のジュビロ戦は森本貴幸とケンペスの2トップを試みた。二人とも迫力を持ってゴール前に入っていった。田中佑昌の相手ラインを押し下げるプレー、谷澤達也のボール奪取&ゴール前までの攻撃など、それぞれが持ち味を発揮してチャンスを演出していた。
兵働昭弘と佐藤健太郎のダブルボランチが全体のバランスをとり、ディフェンスラインを含めてコンパクトに守備。セカンドボール、こぼれ球をきっちり拾って大きなピンチを作らせなかった。しかし、それは前半までだった。
後半5分に失点すると、そこからバタバタしてしまい押される展開。警戒していたクロスボール、ヘディングシュートから失点してしまい、0-2の敗戦を喫してしまった。
連戦でコンディションのいい選手を起用していくということもあって、選手の配置や起用を変更。ある程度はうまくいった格好だが、それが勝点に結びつかない。特に、ここ2試合は、チャンスを作りながら決めきれなかった。
「ボクたちFWの責任」(森本)
「チャンスに決めきれず、申し訳ない」(ケンペス)
とにかく、今まで以上に決定的なチャンスを作っていかなければいけないだろう。前節は後半のシュートが4本だっただけに、さらに攻撃のところに磨きをか
けたい。ジュビロ戦では戸島章がベンチ入りした。出番はなかったが、翌日に行われた城西国際大学との練習試合(30分×2本)ではゴールを奪い好調をア
ピール。今節の出番に注目したい。
一方で、失点は「ケアしていた場面」(鈴木淳監督)。試合前の練習から対応してきたところだったが、そこで失点したということは、一瞬の判断における集中力がもっと必要になってくる。
対するザスパクサツ群馬もなかなか勝ちきれず、5連敗中と苦しい戦いが続いており19位。前節のFC岐阜戦も0-1の敗戦となってしまった。なかなか
ゴールが奪えずに苦しい戦いが続いているが、そこからはいあがろうと必死だ。相手がどのように戦ってこようとも、前節の前半のように前線から前向きに守備
し、全体をコンパクトにして、セカンドボールやこぼれ球を拾っていくことが重要なポイントとなる。
連戦3戦目。再びコンディションのいい選手を起用するのか、手応えのあるサッカーができただけに、このまま踏襲するのか。とにかく、ここから負けられない試合が続く。
前節の結果
岐阜1-0群馬
得点者
32分難波宏明(岐阜)
出場メンバー
GK:内藤圭佑
DF:小柳達司
DF:青木良太
DF:クォン ハンジン
→野崎桂太
DF:乾大知
MF:瀬川和樹
MF:加藤弘堅
MF:宮崎泰右
→青木孝太
MF:横山翔平
FW:小林竜樹
→ダニエル ロビーニョ
FW:永田亮太
SUB:富居大樹
SUB:夛田凌輔
SUB:坂井洋平
最近の戦績
04/05 磐田2-0群馬
04/13 群馬0-1水戸
04/20 札幌1-0群馬
04/26 群馬1-2福岡
04/29 岐阜1-0群馬
最近の対戦成績
2012/05/03 草津0-2千葉
2012/10/07 千葉2-0草津
2013/04/07 群馬0-2千葉
2013/08/21 千葉2-2群馬