10.10(土) 13:00 第1節
ジェフL
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I神戸
フクダ電子アリーナ
試合終了
HEAD COACH
―― まず4日のレジェンドマッチに出場して、選手からの反応はどうでしたか?
「決め切らなきゃいけないよ」とさんざん選手に言っていることが、そのまま返ってきました。反省しています(笑)。
―― では、今日の試合を振り返って総評をお願いします。
試合を全体的に見ても、自分たちのペースに持っていけず、相手のポゼッションやボール回しの所で後手になってしまいました。しかし、体を張ってゴールキーパーを中心に守備陣がよく守ってくれたと思います。
―― このドローをどう捉えますか?
試合内容から言えば、よく引け分けに持ち込んだと言えますが、順位が下のチームが引き分けでOKという訳にはなりません。ワンチャンス、ツーチャンスがあったので、そこを決め切って勝ちたかったというのが本音です。
―― 少ないチャンスを決め切れなかったことが、今日の課題の一つですか?
自分たちのペースでボールを持てる時間もありましたが多くありませんでした。最終的に相手の守備が崩れている時に決め切る形でしかチャンスが作れなかったことは反省の部分です。
―― ハーフタイムでの修正点は?
球際の寄せと相手が流動的にきていた中で、マークが取りづらい所を一歩でも先に動いてコースを潰さなければいけません。失点の場面では、斜めに走られてやられてしまいましたが“集中して準備できれば大丈夫”だと指示を与えました。
―― 最後はオープンな展開になりましたが安齋(結花)選手のクロスでチャンスを作り、柳井(里奈)選手が中盤を引き締めましたが、二人の評価を教えてください?
柳井に関しては、守備が上手くいかない中でディフェンシブな所と自分の役割をしっかりとやってくれました。安齋に関しても自分の良さという部分を出してくれました。サブのメンバーも力を持っている選手が多いので、チーム全体で勝ちに行ける力があり心強く感じています。
―― 残り4試合となりましたが、意気込みをお願いします。
簡単に勝てる試合はないと思います。自分たちはチャレンジャーなので戦っていくだけです。走りの部分では全員が走ってくれていたので、これからも自分たちの良い所を出して行きたいと思います。チームをさらに応援をしていただけるように頑張っていきます。
試合を通してみると相手にボールを支配されてしまいました。自分たちの攻撃のリズムを掴めませんでしたが、ディフェンス陣が頑張った中で、1失点で抑えたことは良かったことです。自分も得点は取れたことは良かったと思っています。
―― チームとして走り切っていましたが?
チームの良い部分は全員が“走り切る”ことなので、しっかりとピッチで表現することが出来たと思います。
―― 得点場面を振り返って?
筏井(りさ)選手のクロスボールの質と、ゴール前で味方選手が自分のマークをブロックしてくれたことでフリーの状態でタイミング良く打てたと思います。リードを許していたのでゴールをした時間帯も良かったと感じます。
―― このドローという結果をどう捉えますか?
負けなかったことは良かったことですが、失点については防げた失点でもありました。そこを防げれば勝つことが出来たので、勝ち切ることを、これからは修正していきたいです。この1ポイントを取れたことをプラスにして、次の試合では勝ちに行きたいと思います。
―― 次節への意気込みを教えてください?
しっかり勝点3を取り切ること、自分自身も得点を取ってチームの勝利に貢献できるように頑張りたいです。
今日は最低限の結果。優勝を狙うには勝利をしたかったと思います。かなりシュートも打たれ、かなり深い部分までえぐられてのクロスという場面もありましたが、ギリギリの所で守備の選手たちが体を寄せたり、しっかりとコースを消せていました。守備の面では一人ひとりやるべきことが出来ていた試合でした。
―― 監督も守備陣が頑張ってくれていたと言っていました。
失点は決定的な動きをされ、自分たちが対応することが出来ず反省する部分です。それ以外は連係してやりきれたと思います。
―― 90分間を通してナイスセーブも多かったと思いますが?
味方の位置などで、シュートコースが分かる時もありますし、目の前で頑張ってくれているディフェンス陣のおかげだと思います。
―― INAC神戸レオネッサ戦に向けて、2週間どのような準備をしてきましたか?
声をかけ合うことです。コミュニケーションでマークの受け渡しが上手くいくように徹底しました。自分でも声を出して行くことを意識してプレーをしました。
―― 次節への意気込みをお願いします。
優勝を狙っていますし、本気でタイトルを取ることを監督やチームの誰もが思っているので、その“本気度”を全力でぶつけていきたいです。
攻め込まれる場面が多く、私たちがボールに行けずに押し込まれてしまいました。得点のチャンスも少なく、少ない中でも決め切っていれば勝てた試合でもありました。
―― 守備陣は体を張っていました。
シュートを打たれる前もしっかりと相手に体を寄せ、ディフェンスライン、中盤、フォワードが一つになって体を張れていました。1失点はしてしまいましたが、それがドローで終えることができた要因だと思います。
―― 相手はかなり流動的なポジションで捕まえることも難しかったのでは?
サイドの選手も中に入ってきましたし、サイドバックやサイドハーフはとても流動的に動き、フォワードも引いたり、裏に抜け出したりと相手の個の強さが出ていました。守備で苦しい時間が多くなっていましたが、試合中に悪い流れを改善していけたことは大きな収穫でした。昨シーズンよりもゲーム中での修正力が上がっているのは成長の部分です。
―― 残り4試合となりましたが?
(レギュラーシリーズで)順位が上のINAC神戸レオネッサに引き分けで終われましたが、私たちは勝って行かなければ優勝を狙うことは出来ません。勝ち切ることをもっと強く意識して残り試合に臨んでいきたいと思います。
―― サポーターに向けて
苦しい戦いが続くと思いますが、ホームでもアウェイでもサポーターの応援が自分たちの胸に響き、一歩、二歩と足を出せることにつながっています。これからも熱い応援をお願いします。