5月8日（日）にフロンティアサッカーフィールドにおいて、2016プレナスなでしこリーグ第8節・岡山湯郷ベル戦が行われる。

ジェフユナイテッド市原・千葉レディースは、前節のＩＮＡＣ神戸レオネッサ戦を1対2で落とし、1勝3分3敗で9位に順位を下げた。

開始5分に先制点を許したが、58分に千野晶子のスーパーな右足ミドルシュートで一旦は同点に追いつくも、68分に逆転弾を許してしまった。
しかし「後半はしっかりと運動量で上回り、人数をかけて攻撃に出て行くことが出来ていた」（三上尚子監督）と次につながる内容だったと振り返った。

敗戦のなかでも、チームが一つとなり“強い気持ちで挑んで行く”姿勢をみせることが出来たことをプラスに捉え、湯郷ベル戦ではピッチに立つ全員が、それを90分間、表現していきたい。

対する湯郷ベルは、ホームでコノミヤ・スペランツァ大阪高槻に0対1で黒星を付けられたことで2連敗。相手も絶対勝利のため強い気持ちで向かってくるだろう。

日本代表ゴールキーパーである福元美穂が守るゴールをこじ開けることも重要だが、代表の中心選手であり、湯郷ベルの大黒柱でもある宮間あやの正確無比なキックの精度と展開力には十分な注意が必要だ。

特に宮間がフリーキックの名手であることから、ゴールエリア付近での不用意なファールを避け、セットプレーの機会を減らすこともポイントだ。

ジェフレディースとしては“決定的なシーンを作り出す攻撃の質”“運動量を上げること”そして“ボールを奪い切ること”を徹底し、勝点3を手にすることは必至だ。

湯郷ベルとの勝点差は『4』だが、次の試合に勝つことで差を着実に詰めて、上位進出への足掛かりにすることでチームは勢いをつけたい。