プレナスなでしこリーグも第11節を終え、ジェフユナイテッド市原・千葉レディースは7位で中断期間に入った。
そして、ここからは2013年以来となるカップ戦(プレナスなでしこカップ1部)に戦いの場を移して行く。
当時、ジェフレディースはグループリーグを2位で突破。決勝トーナメント(準々決勝)では、INAC神戸レオネッサに2対1の僅差で敗れてしまった。
あの時の悔しさをリベンジという形に変え、チームは一丸となって進んで行かなければならない。
カップ戦の初戦となった伊賀フットボールくノ一との試合では、後半の立ち上がりに深澤里沙が決勝弾を撃ち込み勝点3をもぎ取った。
一方、対戦相手のI神戸は、2試合を消化し1勝1敗で予選リーグ2位につけている。前節のコノミヤ・スペランツァ大阪高槻戦では、持ち前の攻撃力が爆発し6得点を決めていることもあり、リスクマネージメントの重要性が鍵を握ることは間違いない。
守備面でのチャレンジ&カバーの徹底と全体をコンパクトに保ち、お互いの距離感を良くすることで無失点試合を目指し、攻撃面ではチャンスを必ずモノにしたい。
三上尚子監督は「(I神戸は)力があり攻撃的なチーム。難しい戦いになるが相手にならないという訳ではない。自分たちの目的を果たし、攻撃の決定力を上げたい」と話した。
試合を優位に進めるためにも先制点が大事になることは間違いない。
また、加入2年目で力を付けてきている三橋明香は「積極的にプレーをして、良い守備から良い攻撃をして行きたい」と意気込みを話す。
そして、公式戦3試合連続無失点の立役者の一人でもある磯金みどりは「勝てるチャンスはある。叩くなら、今。相手は上手いチームであることは間違いないが、ジェフに戦える力はついている」と胸を張る。
短期決戦だけに、連勝することで勢いを加速させタイトルを狙いたい。
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