2023.06.03
レディース
鶴見綾香選手 現役引退のお知らせ
ジェフユナイテッド市原・千葉レディース所属の鶴見綾香選手が今シーズン限りで現役を引退することとなりましたので、お知らせいたします。なお、6月4日(日)にフクダ電子アリーナで開催する2022-23YogiboWEリーグ第21節(今季最終戦)の試合終了後、引退セレモニーを開催させていただきます。
1994年4月27日(29歳)
WEリーグ 10試合 1得点
2007年、当時発足して間もなかったジェフユナイテッド市原・千葉レディースU-15への加入は、クラブにとっても私にとっても初めて尽くしで全てが新鮮な毎日でした。翌年(中学2年時)にトップチームで初めての二種登録。偉大なる先輩方のオーラに圧倒され、練習中によく泣いて怒られていたことを昨日のことのように思い出します。
その年にL2優勝、1部昇格。そしてその後皇后杯準優勝やリーグカップ戦優勝、国体優勝と、長い年月のなかで、たくさんの景色を見させていただき、人としても選手としても本当に多くのことを学ぶことができました。
23歳で決断した岡山湯郷Belleへの移籍では、新加入ながらキャプテンを任されたことは1番の想定外でしたが、いつも自信のなかった私の背中を押し続けてくれたのは地域の方々と温かいサポーターの皆さんでした。苦しい時間の方が長かった岡山での経験は、私のサッカー人生で最も濃く、温かく、そしていまでも唯一、悔いの残る特別な場所として深く刻まれています。
その後オルカ鴨川FCでは、加入してからの3年間でリーグ戦全試合にスタメン起用していただき、通算100試合出場を達成することができました。毎年素晴らしいスタッフや選手に恵まれ、優勝争いも経験させていただいたなかで、初めてサッカー選手としての自信がついたように思います。
そして今シーズン、4年半ぶりにジェフの一員として戦うことができました。怪我に悩まされ、100%で思うようにプレーできずにもどかしい日々が続きましたが、これまで培ってきたもの、思い、悔しさ、いろいろな経験を胸に、踏ん張りながらフクアリのピッチに戻って来られた瞬間は、言葉では言い表せないほど幸せで、すべてに応えたい一心でした。
フクアリで決めたヘディングでのジェフ初ゴールには、これまでの全ての想いが乗っていたと思います。
ピッチに立ち続けるために日々サポートしてくださったトレーナー、どんなときも心強かったサポーター、プロサッカー選手に育ててくださった指導者の方々、今まで共に戦ってくれたたくさんの仲間たちに、心から感謝しています。
そして、ここまで大好きなサッカーを思う存分させてくれた家族、本当にありがとう。
ラスト1試合、ホームフクアリで、全ての想いを胸に全力で戦います。熱く、共に闘いましょう!!」
鶴見 綾香(Ayaka Tsurumi)
□生年月日
1994年4月27日(29歳)□身長・体重
162cm・53kg□ポジション
DF□出身地
東京都□血液型
O型□経歴
ジェフユナイテッド市原・千葉レディースU-18/ジェフユナイテッド市原・千葉レディース/岡山湯郷Belle/オルカ鴨川FC/ジェフユナイテッド市原・千葉レディース□代表歴
2014 FIFA U-17女子ワールドカップコスタリカ2014 優勝□出場歴
なでしこリーグ 102試合 3得点WEリーグ 10試合 1得点
□コメント
「いつも温かいご声援ありがとうございます。この度、今シーズンをもって現役を引退することに決めました。なかなか結果が出せなかった中で、来シーズンの契約延長の提示をしてくださったクラブ、復帰を温かく迎え入れてくださったサポーターの方々には感謝の気持ちでいっぱいです。2007年、当時発足して間もなかったジェフユナイテッド市原・千葉レディースU-15への加入は、クラブにとっても私にとっても初めて尽くしで全てが新鮮な毎日でした。翌年(中学2年時)にトップチームで初めての二種登録。偉大なる先輩方のオーラに圧倒され、練習中によく泣いて怒られていたことを昨日のことのように思い出します。
その年にL2優勝、1部昇格。そしてその後皇后杯準優勝やリーグカップ戦優勝、国体優勝と、長い年月のなかで、たくさんの景色を見させていただき、人としても選手としても本当に多くのことを学ぶことができました。
23歳で決断した岡山湯郷Belleへの移籍では、新加入ながらキャプテンを任されたことは1番の想定外でしたが、いつも自信のなかった私の背中を押し続けてくれたのは地域の方々と温かいサポーターの皆さんでした。苦しい時間の方が長かった岡山での経験は、私のサッカー人生で最も濃く、温かく、そしていまでも唯一、悔いの残る特別な場所として深く刻まれています。
その後オルカ鴨川FCでは、加入してからの3年間でリーグ戦全試合にスタメン起用していただき、通算100試合出場を達成することができました。毎年素晴らしいスタッフや選手に恵まれ、優勝争いも経験させていただいたなかで、初めてサッカー選手としての自信がついたように思います。
そして今シーズン、4年半ぶりにジェフの一員として戦うことができました。怪我に悩まされ、100%で思うようにプレーできずにもどかしい日々が続きましたが、これまで培ってきたもの、思い、悔しさ、いろいろな経験を胸に、踏ん張りながらフクアリのピッチに戻って来られた瞬間は、言葉では言い表せないほど幸せで、すべてに応えたい一心でした。
フクアリで決めたヘディングでのジェフ初ゴールには、これまでの全ての想いが乗っていたと思います。
ピッチに立ち続けるために日々サポートしてくださったトレーナー、どんなときも心強かったサポーター、プロサッカー選手に育ててくださった指導者の方々、今まで共に戦ってくれたたくさんの仲間たちに、心から感謝しています。
そして、ここまで大好きなサッカーを思う存分させてくれた家族、本当にありがとう。
ラスト1試合、ホームフクアリで、全ての想いを胸に全力で戦います。熱く、共に闘いましょう!!」