2023.06.10
レディース
大滝麻未選手 現役引退について
ジェフユナイテッド市原・千葉レディース所属の大滝麻未選手が、今シーズン限りで現役を引退することとなりました。女子サッカーの発展に、さまざまな貢献をした大滝選手に敬意を表し、ここに引退のご報告をさせていただきます。
2009 第25回ユニバーシアード競技大会 ベオグラード 準優勝
2011 第26回ユニバーシアード競技大会 深洲 準優勝(得点王)
2012 日本女子代表 アルガルベカップ
WEリーグカップ 1試合0得点
ユニバーシアード 得点王1回 (2011)
なでしこリーグ2部 得点王1回 (2018)
2016 FIFAマスターに入学し、2017年に修了
2019 一般社団法人なでしこケア設立(https://nadecare.jp/)
2021 11月に第一子を出産
2022 出産から約4か月後の2月27日皇后杯JFA第43回全日本女子サッカー選手権大会決勝戦で復帰
これまでのキャリアの中で海外含め5チームを渡り歩き、2018年、ジェフ千葉レディースに加入しました。
最初は少し苦しいスタートでしたが、そんな中でも私を信じ、使い続けてもらえたことが選手として大きな自信となり、ここまでサッカーを続けて来られた原動力となりました。
そして2021年には妊娠・出産からの復帰という大きなチャレンジをさせてもらいました。あまり前例がなく不安も沢山ありましたが、クラブや仲間の全力サポートに沢山の勇気をもらい、妊娠中で少ししんどい時もみんなに会うことをモチベーションにグラウンドに向かって、逆に元気をもらって帰ってくるということが何度もありました。
息子の柚生が産まれてちょうど1年後の2022年11月5日、柚生を抱いてピッチに入場できたことはこれまでのキャリアで一番誇らしい瞬間で、何よりファン・サポーターの皆さんを含め、本当に多くの方が温かい笑顔で迎えてくれたことが一生忘れられない思い出になりました。本当にありがとうございます。
『ジェフ千葉レディースで引退できて良かった』
決断するまでには沢山の葛藤がありましたが、今出てくるのはこの想いだけです。
最後になりますが、いつも競技に集中できる環境を作ってくださったスタッフの皆さん、苦しい時に背中を押してくれたサポーターの皆さん、どんな時も近くで支えてくれた家族、そして私にとって妹のような存在のチームメイトの皆んな、本当に本当にありがとう。
これまでもこれからも、ジェフ千葉レディースが大好きです」
大滝 麻未(Ami Otaki)
□生年月日
1989年7月28日□身長・体重
174cm・57kg□ポジション
FW□出身地
神奈川県□血液型
O型□経歴
港FC/横須賀シーガルズ/早稲田大学/オリンピックリオン(フランス)/浦和レッドダイヤモンズレディース/EADギャンガン(フランス)/パリFC(フランス)/ニッパツ横浜FCシーガルズ/ジェフユナイテッド市原・千葉レディース□代表歴
2007 U-19アジア女子選手権 準優勝2009 第25回ユニバーシアード競技大会 ベオグラード 準優勝
2011 第26回ユニバーシアード競技大会 深洲 準優勝(得点王)
2012 日本女子代表 アルガルベカップ
□出場歴
WEリーグ 16試合1得点WEリーグカップ 1試合0得点
□個人記録
関東大学女子サッカーリーグ 得点王2回 (2008, 2010)ユニバーシアード 得点王1回 (2011)
なでしこリーグ2部 得点王1回 (2018)
□備考
2014 25歳で現役引退2016 FIFAマスターに入学し、2017年に修了
- 2000年に開設された「スポーツに関する組織論、歴史・哲学、法律についての国際修士」
2019 一般社団法人なでしこケア設立(https://nadecare.jp/)
2021 11月に第一子を出産
2022 出産から約4か月後の2月27日皇后杯JFA第43回全日本女子サッカー選手権大会決勝戦で復帰
□コメント
「いつもジェフユナイテッド市原・千葉レディースを温かくサポートしてくださっている皆さん、本当にありがとうございます。今シーズンをもって引退することを決めたので、この場を借りてご報告させていただきます。これまでのキャリアの中で海外含め5チームを渡り歩き、2018年、ジェフ千葉レディースに加入しました。
最初は少し苦しいスタートでしたが、そんな中でも私を信じ、使い続けてもらえたことが選手として大きな自信となり、ここまでサッカーを続けて来られた原動力となりました。
そして2021年には妊娠・出産からの復帰という大きなチャレンジをさせてもらいました。あまり前例がなく不安も沢山ありましたが、クラブや仲間の全力サポートに沢山の勇気をもらい、妊娠中で少ししんどい時もみんなに会うことをモチベーションにグラウンドに向かって、逆に元気をもらって帰ってくるということが何度もありました。
息子の柚生が産まれてちょうど1年後の2022年11月5日、柚生を抱いてピッチに入場できたことはこれまでのキャリアで一番誇らしい瞬間で、何よりファン・サポーターの皆さんを含め、本当に多くの方が温かい笑顔で迎えてくれたことが一生忘れられない思い出になりました。本当にありがとうございます。
『ジェフ千葉レディースで引退できて良かった』
決断するまでには沢山の葛藤がありましたが、今出てくるのはこの想いだけです。
最後になりますが、いつも競技に集中できる環境を作ってくださったスタッフの皆さん、苦しい時に背中を押してくれたサポーターの皆さん、どんな時も近くで支えてくれた家族、そして私にとって妹のような存在のチームメイトの皆んな、本当に本当にありがとう。
これまでもこれからも、ジェフ千葉レディースが大好きです」
- 6月11日(日)にユナイテッドパークで開催するファン感謝デーに大滝選手も参加いたします。