ジェフユナイテッド市原・千葉では、5月8日（日）、千葉県知的障がい者選抜の活動支援を目的に、「ユニバーサルマッチ presented by 古河電工」を開催いたしますのでお知らせいたします。

ユニバーサルマッチ presented by 古河電工

■開催の経緯

ジェフユナイテッド市原・千葉は、昨年、クラブ設立30周年の節目に、クラブスタッフを中心に議論を重ね、これからクラブが目指すべき未来像を描き、クラブ理念（ジェフユナイテッドアンセム）のリニューアルをいたしました。
そして、新しいジェフユナイテッドアンセムのもと、ホームタウン活動についても見直しを行いました。これまで行ってきた「サッカーの普及や地域の皆さまとの接点づくり」という視点に「地域に起こっている様々な課題をフットボールの力で解決する」という新たな視点を加え、ホームタウン活動によって今まで以上に「この街の価値」を高めていくことを目指しました。その中で特に「性別や年齢、国籍、障がいの有無などに関わらず、一人ひとりが輝ける社会を作る」ということをテーマに掲げ活動をスタートしました。
一方で、2019年より日本サッカー協会と日本障がい者サッカー連盟が、各団体との連携強化及び誰もがサッカーを楽しめる環境づくりを目的として「9地域障がい者サッカー連携会議」がスタート。千葉県を対象に行われた分科会に、千葉県知的障がい者サッカー連盟が共に参加したことで関係性が深まり、その後ウォーキングフットボール大会での連携など、具体的な活動も行ってまいりました。
2022年に入り、千葉県知的障がい者サッカー連盟では「試合の場が少なく選手たちのモチベーション維持が難しい」、「実戦機会である社会人リーグへの参加のハードルが高い」という課題を抱えているという話を伺ったことから、地元のプロサッカークラブとして何か支援ができないか検討を本格的にスタート。ジェフユナイテッド市原・千葉が試合を開催することにより、今後の社会人リーグへの参入へのステップにもつながることや、ダイバーシティ＆インクルージョンを推進する古河電気工業様のご支援、地元社会人チームのACちば様のご協力を得られたことから、今回のユニバーサルマッチが実現しました。
タイトルの「ユニバーサル」には、ユニバーサルデザインに代表されるように、「すべての人にわかりやすく利用可能である」という意味があります。年齢や性別、国籍、障がいの有無に関わらず、すべての人にサッカーを楽しんでいただき笑顔になってほしいという私たちの願いが込められています。

■日時

2022年5月8日（日）11:00～14:00

■場所

フクダ電子フィールド

■対戦カード

①千葉県知的障がい者選抜 vs FURUKAWA GRANDES（古河電工千葉事業所サッカー部）（11:30キックオフ）
②千葉県知的障がい者選抜 vs ACちば（12:35キックオフ）
※25分ハーフ

■主催

ジェフユナイテッド市原・千葉

■協賛

古河電気工業株式会社

■その他

・当日は、WEリーグのWE ACTION DAYとしてジェフユナイテッド市原・千葉レディースの選手が参加します。
試合のサポートの他、障がい者スポーツの勉強会を実施し理解を深めます。

【参加予定選手】
清水栞選手、市瀬千里選手、田中真理子選手、今井裕里奈選手、今田紗良選手、広瀬桜選手、藤尾きらら選手、米澤萌香選手

【前回のWE ACTION DAY模様】
https://jefunited.co.jp/news/2021/09/report/163168320014824.html
・一般の方の見学はできませんのでご了承ください。試合の様子は、SNSやホームページのレポート等でお知らせいたします。

■参考

・ジェフユナイテッドアンセム
https://jefunited.co.jp/special/30th/pdf/JUA_210806.pdf

・2021ウォーキングフットボール大会
https://jefunited.co.jp/news/2021/11/report/163599996014991.html