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2026.03.14 社会連携活動 - 地域・社会の課題解決

【レポート】蘇我小学校6年生がWEリーグホームゲームをプロデュース

2月28日(土)、2025/26 WEリーグ クラシエカップ グループB 第3節・AC長野パルセイロ・レディース戦において、WE ACTION DAYの取り組みとして、千葉市立蘇我小学校6年生による「試合丸ごとプロデュース」を実施いたしました。
本取り組みは、アントレプレナーシップ教育の一環として、児童がホームゲームの企画立案から準備、当日の運営まで主体的に担うプロジェクトです。
暖かく穏やかな天候のもと、地域の皆さまとともに創り上げた一日となりました。
 
 

■試合日までの取り組み

6年生93名が12の班に分かれ、それぞれの役割ごとに企画を担当しました。
各班は、
  • JR東日本千葉支社
  • 株式会社ZOZO
  • なかむら食堂
  • 喜作
  • レディースコールリーダー
の皆さまやレディース選手、クラブスタッフへプレゼンテーションを実施しました。
子どもたちの提案に対して修正点や課題を伝えて、再度内容を練り直してプレゼンを行うなど、実践的なプロセスを重ねてきました。子どもたちは「伝える力」「改善する力」を身につけながら、本番に向けて準備を進めました。
 

班ごとにプレゼンを実施

プレゼンの後はグループワーク

 
選手と一緒に試合当日に向けて話し合い①
 
選手と一緒に試合当日に向けて話し合い②
 

■WE ACTION DAYの社会価値算定レポートはこちら

 

■各班の主な取り組み

● 応援チャント班
ジェフの既存応援チャントを蘇我小バージョンにアレンジし、スタジアムを盛り上げる蘇我小オリジナルチャントを制作しました。
レディースのコールリーダーと相談しながら内容を考え、事前に6年生全員で応援チャント動画を撮影。当日はビジョンで放映し、来場者も一緒に声を出せるよう試合前に練習時間を設けました。
試合中は6年生全員が最後まで声援を送り続け、スタジアムに力強い後押しを届けました。
 
● 選手紹介班
レディース選手とともにスターティングラインナップ紹介コメントを制作。
選手の魅力や特徴をどう伝えるか話し合いながら言葉を考えました。
当日はその想いをスタンドから自ら語り、選手を後押ししました。
 
● 駅放送班
蘇我駅構内で流れる試合告知放送のコメントを制作しました。
言葉選びを工夫し、多くの方に足を運んでいただけるよう取り組みました。
 
● 装飾班
選手への応援メッセージを制作し、ウォーミングアップ場に掲出しました。
さらに蘇我駅では一般の方にもレディース選手への寄せ書きを募り、そのメッセージも当日掲出。
地域の想いがピッチへとつながりました。
 
● 飲食班
飲食班は2つのグループに分かれ、それぞれ「なかむら食堂」、「喜作」の皆さまと打ち合わせを行いました。
「どんなメニューを販売したいか」「いくらで販売するのか」などを相談しながら企画を進めました。
プレゼンテーションでは、なぜこの商品を販売したいのかという理由もしっかりと説明し、来場者に喜んでもらえるメニューづくりを目指しました。
 
● グッズ班
販売したい商品や価格についてプレゼンを実施後、グッズ担当と相談しながら販売商品を決定しました。
缶バッジは児童がデザインを考案し、紙をハサミで切り抜いたものをプレスして制作。
制作費や販売価格についても話し合いながら決定しました。また、児童の提案で、「あたり」入りの企画も取り入れました。
下敷きは、「ジェフィ」と「そがっぱ」が入ったオリジナルデザイン。
裏面には選手のサインを書いてもらえるスペースを設けるなどの工夫も取り入れました。
 
● イベント班
来場者が楽しめる体験型イベントを企画しました。
サッカーボウリングでは、レディース選手にも実際に体験してもらい、ピンの強度や距離などを調整。
また倒した本数に応じて景品をプレゼントするルールも自分たちで考えました。
クイズラリーでは、ジェフやフクアリに関するクイズを製作。
内容について選手に相談したり、自分たちで問題を考えたりしながら制作しました。
 
● ポスター・チラシ班
制作したポスター・チラシを、2月10日にレディース選手とともに蘇我駅周辺の企業・施設へ配布しました。
児童たちは積極的に声をかけながら掲出のお願いを行い、多くの地域の皆さまにご協力をいただきました。
 

ポスター・チラシ班はZOZOさんと話し合い

飲食班はなかむら食堂さんと話し合い

 
ポスターやチラシを選手と一緒に蘇我駅周辺のお店や施設に掲出のお願いに行きました
 

■試合当日の様子

試合当日、児童たちは小学校から歩いてスタジアムへ到着し、ウェルカムアーチ前で集合写真を撮影してプロジェクトがスタートしました。
蘇我小学校のマスコットキャラクター「そがっぱ」も登場し、会場を盛り上げました。
この日は、約半年間かけて準備してきた企画を来場者の皆さまへ披露する日。子どもたちはそれぞれの持ち場につき、イベントのレイアウトを確認したり、受付の準備をしたりと、開場前から忙しく動き回っていました。
イベント会場では、来場者へ積極的に声をかけながらイベント参加を呼びかけ、スタジアムを訪れた方々に楽しんでもらおうとする姿が見られました。
コラボメニューとして販売した、なかむら食堂の「ジェフ弁当」と喜作の「ジェフサンド」「そがポテト」は、いずれも完売。
また、オリジナル下敷きとガチャ缶バッジも完売となり、子どもたちは最後まで売り場で呼び込みを続けました。
サッカーボウリングやクイズラリーにも多くの来場者が参加し、コンコースは笑顔と歓声に包まれました。
入場者数は目標の1,500人には届かなかったものの、932名が来場。試合だけでなく、子どもたちが企画したイベントも楽しんでいただく一日となりました。
 

選手紹介コメントに込めた想いをスタンドで披露

なかむら食堂とのコラボ弁当も完売しました

 
飲食班やグッズ班は最後まで声がけを続けて、見事に完売となりました
 

当たりつきガチャ缶バッチは大人気

サッカーボウリング、何本倒せるかな

 

蘇我小のそがっぱも来場して盛り上げました

選手への応援メッセージをアップ場に掲出

 

クイズラリー何問正解できたかな

試合が始まったらみんなで観戦

 

■ 試合結果

試合は1-0でAC長野パルセイロ・レディースに勝利。
後半終盤には、スタンドから大きな声援が送られ、勝利の瞬間には大きな歓声がスタジアムに響きました。
試合後にはクラスごとに選手と笑顔で記念撮影を行い、達成感を分かち合いました。
 
 

■ 蘇我小学校担当教員コメント

蘇我小学校 萬先生
「地域の魅力を発信したいという思いから、昨年度に続きジェフの皆さんと連携しました。チラシやSNSでの発信の効果もあり、多くの地域の方に来ていただけました。子どもたちは大人と関わりながら課題を解決する貴重な経験ができ、地域への誇りを感じる機会にもなりました。今後もこの取り組みが地域とジェフをつなぐ架け橋になっていくことを期待しています。」
 

■ 地域に広がったつながり

観戦に来ていた保護者の中には、初めてフクアリを訪れたという方もおり、「試合もイベントも楽しかった」との声が聞かれました。
子どもたちの挑戦が、新たな来場のきっかけを生み出しました。
 

■ イベントにご協力・ご支援いただいた皆さま

【協賛】
JFEコンテイナー株式会社
三幸商事株式会社
水野胃腸科・内科
【デザイン協力】
株式会社ZOZO
【飲食販売協力】
喜作
なかむら食堂
【駅連携・装飾協力】
JR東日本千葉支社
心より御礼申し上げます。
 

■ プロジェクトを終えて

蘇我小学校の6年生が企画を考え、班ごとにプレゼンを行い、課題を改善し、再び挑戦、そして本番へ。
“考える”だけでなく“実行する”経験を積み重ねました。
この半年間の活動の中で、子どもたちの取り組む姿勢にも変化が見られました。回を重ねるごとに主体的に意見を出す姿が増え、試合が近づくにつれて表情や顔つきもより真剣なものへと変わっていきました。
スタジアムという舞台で、自分たちの考えや想いが形となった一日は、子どもたちにとってかけがえのない学びとなりました。
ジェフユナイテッド市原・千葉は、これからも地域とともに歩み、子どもたちの挑戦を応援してまいります。

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